茶そばを皆さんはご存知でしょうか。
普段お蕎麦は食べるけど、茶そばはあまり食べたことがないという方の方が多いのではないでしょうか。
茶そばとは、昔からお祝いの席でも食べられた「そば」というと「五色そば」が有名ですが、ご存知の通り、その中の緑色したそばが「茶そば」です。
茶葉を粉砕し、そば粉を混ぜ込み、その独特な深い緑色に染める自然の着色で、茹で上がると深みのある深緑色となり、お茶の風味とお蕎麦の喉ごしを両方楽しめるのが最大の特徴です。
あまり知られていないのですが、茶そばには体に嬉しい栄養成分が豊富に含まれているのです。
それでは健康に良い自然食品として注目されている茶そばにはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか。
必須アミノ酸が取れる
必須アミノ酸とは体内では作ることができない食品から摂取する必要があるもので、リジンやスタミナの元となるアルギンという要素を含むものです。また、たんぱく質は精米よりもそばの方が高いのが伺えるほど、豊富で良質なタンパク質を含んでいます。
免疫力UP!
お茶の成分でも豊富に含まれているビタミンも、そばには豊富に含まれています。
特にB1、B2が効果的に摂取できるのが「そば」であり、疲労回復や胃腸促進、精神的なイライラを抑えてくれる成分など、お通じを正常に保つ食物繊維を含んでいることから、人間の持つ免疫力を上げるのに欠かせない食材です。
血管壁が弾力になる?!アンチエイジング効果も◎
そばには独特の栄養素であるルチンという成分があります。
これは主食として摂取できるのはそばだけであり、ビタミンPという聞きなれない栄養素が含まれています。
このビタミンPは毛細血管などに働きかけ、血管自体の壁に弾力を与え強くすることができます。
つまり、アンチエイジング効果がが望め、血圧を正常に戻す効果も認められています。
ただし、このルチンは水に溶けやすい性質があるので、そば湯として最後に摂取するのがオススメです。
こうしたそばが元々もつ栄養素と、さらにお茶の持つ栄養素が一つになれば、茶そばの効用は計り知れません。
次回は、茶そばに練り混ぜ込められている「お抹茶」について、お抹茶の栄養成分がもたらす効果についての記事を書いていきます。お楽しみに!
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